ブログ新橋店
2018.6.28
春キャベツと冬キャベツ

春キャベツと冬キャベツがあるのはご存知でしょうか。キャベツといってもその種類は非常に豊富で品種や栽培方法、産地などによって呼び方が変わります。そんな中大きくわけると「春キャベツ」と「冬キャベツ」に分類することが出来ます。それぞれのキャベツには特徴がありますが、一般的に私たちがキャベツと呼んでいる物は冬キャベツです。今回はそんな春キャベツと冬キャベツについてもう少し詳しくご紹介していきます。
目次
春キャベツと冬キャベツの特徴
春キャベツ
春キャベツは3~5月頃にスーパーで見かけることが出来ます。葉が柔らかく、非常に甘みがあって美味しいと言われています。丸い球形でその葉の中は黄緑色をしている春キャベツ。冬キャベツと比べると葉の巻き方が少し緩く、みずみずしい葉をしています。そのことからサラダなどの生食に合っていると言われています。
冬キャベツ
冬キャベツは夏に種をまき、11月~3月頃に食べ頃を迎えます。春キャベツと違いその形は扁平で中の葉は白くぎゅっと身が詰まっているように固く巻かれています。生食に向いている春キャベツとは反対に冬キャベツは葉がしっかりしているため加熱しても煮崩れにくいことからロールキャベツやポトフなどの煮込み料理に非常に適しています。
キャベツの栄養価
キャベツには様々な栄養が含まれています。ビタミンC、ビタミンK、ビタミンU、ジアスターゼなどが主な栄養分です。特にビタミンCやビタミンKは非常に豊富に含まれています。その効果としては風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどにも効果があるビタミンC。骨の形成や血液の凝固促進などに役に立つビタミンK。ビタミンUは胃粘膜の新陳代謝の促進などが効果としてあるため、胃潰瘍や胃炎などの回復に効果があるとされていることから医薬品として利用されているそうです。ただし、ビタミンUは熱に弱いため、生で食べるか短時間の過熱にすると効果的に摂取することが出来るそうです。キャベツだけではなく、大根などにも含まれているジアスターゼは消化を助け胃もたれなどにも効果があるそうです。よくトンカツなどと一緒にキャベツが盛られているのはこのことも理由の一つなのではないでしょうか。
春キャベツと冬キャベツの選び方
栄養価的観点から、非常に体に良いキャベツ。せっかく食べるならぜひ美味しいものを選んで食べたいですよね。今回はキャベツを買う際ぜひ気を付けていただきたいことをご紹介致します。
春キャベツの選び方のコツ
①芯の切り口が小さい
②葉の巻きがゆるい
③葉が新鮮なグリーンである(黄ばみがない)
④全体にハリとつやがある
⑤半分にカットされている場合は、断面が盛り上がっていないもの
冬キャベツの選び方のコツ
①葉の巻きがしっかりしている
②中身が詰まっている
③持った時にずっしりと重くて固いもの
④芯の部分が全体の1/3以下のもの
⑤芯の切り口の大きさが500円玉位の大きさであること
キャベツを使ったお勧めレシピ
【春キャベツ】ごまだれサラダ
①春キャベツ(300g)を千切りにする
②塩小さじ1/2でキャベツを揉み、5分程置く。
③②の水気を絞り、鰹節、マヨネーズ(大さじ1)、すりごま(大さじ1)、醤油(小さじ)、砂糖(小さじ1)、酢(小さじ1)、和風だしの素(小さじ1)、を加えよく混ぜる。
④あとは盛り合わせるだけ
【冬キャベツ】ロールキャベツ
①キャベツを4枚はがし、太い芯の部分は切り落とします
②玉ねぎ(1/2個)、人参(1/2本)の皮をむいてみじん切りにする
③沸騰させたお湯に①のキャベツを入れてゆでる。1分ほどでザルにあげる。
④ボウルに豚ひき肉(100g)、②の玉ねぎ・人参、パン粉(大さじ1)、牛乳(大さじ2)、塩・胡椒(少々)を入れ粘り気が出るまでよくこねる
⑤③を広げて芯のある方に④の肉だねを置いて、くるっと包みます。
※巻き終わりのところをつまようじで留めておくとバラバラになりにくいです。
⑥鍋に⑤を入れてお湯500ml、コンソメキューブ2個を入れて沸騰させます。
※このとき、⑤の巻き終わりを下にして入れると綺麗に出来上がります。
⑦灰汁を取りながら弱火にして、更に20分程じっくり煮込みます
⑧塩胡椒をお好みでかけて味を調えます。
⑨器に盛って出来上がりです。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。