ブログ新橋店
2017.12.23
根菜類は栄養豊富です

皆さんは普段、根菜類を食べていますか。根菜類は栄養豊富で、料理にも使いやすいおすすめの野菜が沢山あります。根菜類は土の中に埋まっている部分を食用とする野菜の総称なので、根菜類の種類は沢山あります。本日は誰でも食べたことがあるだろう、根菜類の代表的なものを4点ご紹介したいと思います。
根菜について
まずは根菜とはどんな野菜なのかについてご説明します。
根菜(こんさい)とは根物(ねもの)とも言われ、土の中に植わっている部分を食用としている野菜のことを言います。食べている部分はあくまでも土に埋まっている部分というだけのため、植物学の分類では、根っこである場合もあれば茎である場合もあります。根菜には大きく、根を食用とするものと茎を食用とするものがあります。それぞれ2つずつ以下にご紹介していきます。
代表的な根菜
根を食用とする根菜
根を食用する根菜についてお話させていただきたいと思います。
まず初めにゴボウを見ていきましょう。ゴボウはさっと湯がいてサラダの上にのせたり、きんぴらとして炊いたり、天ぷらにしたりさまざまな調理方法があります。冬の初めに旬を迎えますが、新ゴボウと呼ばれる種類は夏に旬を迎えます。どじょうを使った柳川鍋には欠かせない野菜ですよね。ゴボウに含まれる栄養素としてはクロロゲン酸というポリフェノールがあげられます。これは、ゴボウを水にさらすと後の水が茶色く濁りますが、これがクロロゲン酸です。コーヒーにも含有されており、嬉しい効果としては抗酸化作用があることです。水にさらせばさらすほどこのクロロゲン酸は無くなってしまうので、要注意です。理想的な調理の仕方のポイントは3点。1皮をむかないこと、2水にあまりさらさず、すぐ調理すること、3大きめに切って使うことです。他にもゴボウは食物繊維が豊富で、特にイヌリンという水溶性食物繊維が沢山含まれています。
続いては、ニンジンです。人参は良く知られているオレンジ色の外に濃い紫色や赤紫色があります。この色の差はカロテノイドを多く含むとオレンジ色、アントシアンを多く含むと紫系の色となります。
スーパーなど店頭によく並んでいる物は、長さが15㎝前後の短根ニンジンで、一年を通して食べることができ、生食でも煮ても、炒めても食べることができるため、いろいろな料理に使われます。玉ねぎとじゃがいもと合わせて家庭常用3野菜と呼ばれることもあります。西洋で大事な出汁とされているブイヨンを作るにも不可欠な野菜で、料理に使うと料理の旨味を引き出してくれるとされています。甘みが強いので、ケーキなどのデザートにも使えわれます。他には摩り下ろしてジュースに加工して売っていることもあります。
地下茎を食用とする根菜
地下茎を食用する根菜についても触れてみたいと思います。
一番有名で幅広い料理に使うことができるのはじゃがいもです。海外にはじゃがいもを主食とするところもあるほど、世界各地で使われている野菜の1つです。そのまま茹でたり、すりつぶしてサラダにしたりと、様々な形と多様な食感が楽しめます。
1990年代にアメリカ国立癌研究所(NCI)が発表した植物性の食品からガン予防を行う計画、デザイナーフーズ計画でピラミッドの一番最下層ではありましたが、がん予防効果のある野菜として発表されました。日本では一般家庭で普段の食事を作る際に常備されている野菜の1つで、ポテトサラダや肉じゃが、いももちなどじゃがいもをメインに使った色々な料理があり、他にもシチューやみそ汁、カレーにおでんと様々なものにじゃがいもは使える用途の広い野菜です。一番シンプルな食べ方は湯がいたじゃがいもに塩やバターを付けて食べるのが美味しいです。じゃがバターは北海道の名産のようになっていて、土産屋ではじゃがバター味のものお菓子などが色々あります。
レンコンも代表的なものとして挙げられると思います。
レンコンは水分を多く含み、その中の80%が水分です。カリウムやビタミンCを含んでおり、保存しやすいため重宝します。きんぴらや天ぷら、煮物など様々な料理に使うことができます。しゃきっとした歯ごたえが美味しく、ちらし寿司の酢漬けのレンコンなども美味しいですよね。
これらのほかにも様々な根菜があります。どれもおいしい物ばかりですので、是非いろいろな料理にお使いください。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。