ブログ新橋店

2019.3.10

箸の種類について

普段何気なく使用しているお箸ですが、その種類にはさまざまなものがあります。材質はもちろん、用途やかたちなどに工夫があるものなども多く、先人の知恵が生かされていることを実感します。

本日は、お箸の種類についてお話させていただきます。

箸の種類について

箸
一口に「お箸」と言っても、その種類はさまざまです。古くは弥生時代に中国から伝わった箸は、奈良時代になってから現在のような2本箸が使用されるようになったとされています。

2本の細い棒とい形状はどんな種類の箸でも共通していますが、杉やヒノキなどを使用した木製ものをはじめ、竹製であったりステンレスやアルミニウム、などの金属製、プラスチック製のものなど、その素材はさまざまで、もちろん、長さや太さも異なります。
たくさんの素材や長さの箸がありますが、その中でも代表的な物を今回は取りあげて行きたいと思います。

■利休箸
懐石料理に用いられるもので、千利休が考案したことで、この名で呼ばれるようになりました。両端が細く中央が太いのが特徴で、下の部分は食事用として使用し、もう片方の部分は取り箸として使用することができることから、大勢で食事を同じお皿から取る食事の際に便利です。材質は、杉やエゾ松などの木が使用されることが多いようです。

■元禄箸
一般的な割りばしのことを、元禄箸と言います。ヒノキや白樺、竹を使用したものが多く、ご家庭などでも使用したことのある方は多いのではないでしょうか。

■柳箸
祝い善に使用される箸が、柳箸です。木肌が白い柳で作られた丸みのある形が特徴で、両細中太が正式なものだとされています。ご家庭でも何かお祝い事がある際には、この箸を用意しましょう。

■菜箸
みなさんご存知の通り、菜箸はお料理をする際に使用する箸で、食事をする時に用いる箸よりも長さがあるのが特徴です。竹やチタンでできているものが多く、長さがあるため熱して熱くなっている鍋やフライパンから手を遠ざけることができます。

お箸の選び方

箸
日本で暮らすうえで欠かせないお箸は、できるだけ自分にぴったりなものを使用したいものですよね。
普段食事をする際に使用するお箸であれば、長さを意識して選んでみてください。最も美しく見えて、かつ、使いやすい長さがあり、例えば、成人男性の平均的な長さだと23.5㎝、成人女性であれば21.5㎝が目安となります。
手の小さいお子様の場合、1歳~2歳であれば13㎝、3歳なら14㎝と、年齢が上がるごとに少しずつ長いものに取り換えて上げるのがおすすめです。

また、使用されている材質によって重さも異なり、軽いものがお好みであれば竹やひのき、ヒバなどがおすすめです。反対に、重量感のあるものがお好みであれば、青黒檀や蛇紋木といった素材のものを選びましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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