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2019.10.4

紅葉麩(もみじふ)で食卓を秋色に彩りましょう

紅葉麩(もみじふ)とは、懐石料理や精進料理に欠かせない材料で、モチモチとした食感が特徴です。モミジの色や形を模した目にも美しい紅葉麩は、季節感を添えてくれる重要な脇役なのです。

本日は、「紅葉麩」についてお話させていただきたいと思います。

紅葉麩(もみじふ)とは

紅葉麩
冒頭でも触れたように、紅葉麩とは懐石料理や精進料理に欠かせない材料で、生麩の一つです。生麩とは、原材料の小麦粉のみで作られたもので、含まれているでんぷん質を取り除き、グルテンを形成したたんぱく質に、もち米などを加えてゆでるもしくは蒸されて作られたものです。

意外に思われるかもしれませんが、生麩は低カロリーで栄養価の高い食材です。脂質を含んでいないため、カロリーが低く、グルテンによってしっかりとタンパク質を摂取することができるので、ダイエット中の方にもおすすめです。

生麩には、ヨモギを加えた「ヨモギ麩」やアズキを加えた「小倉麩」などが挙げられ、紅葉麩は着色して棒状に作られたものです。
季節や行事に合わせて、さまざなま色や形の生麩は、日本ならではの美しい食材ですね。

紅葉麩の調理方法

紅葉麩
見た目にも美しい紅葉麩は、お吸い物や煮物、鍋料理などに季節感と彩りを添えてくれます。

今回は、紅葉麩の美しさと美味しさを存分に楽しむことができる「紅葉麩の含め煮」をご紹介したいと思います。

材料は、下記の通りです。
・紅葉麩:200g
(生麩であれば、桜麩やよもぎ麩などでも大丈夫です)
・だし汁:2カップ
・しょうゆ:大さじ1/2
・塩:少々

棒状になっている紅葉麩は、厚さ1㎝程度に切りましょう。
鍋に、だし汁・しょうゆ・塩を入れ、中火で熱して沸騰させます。
鍋の中が沸騰したら、紅葉麩を加えます。
弱火で10分~15分程度煮たら、完成です。

「紅葉麩の含め煮」は、シンプルな材料と作り方で、紅葉麩のおいしさが引き立つお料理です。
ぜひ、ご家庭の食卓にも紅葉麩を取り入れて、秋を実感してはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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